二荒山神社の刀剣 (フタラサンジンジャノトウケン)
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詳細
住所 |
〒 321-1661 栃木県日光市中宮祠2484 |
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照会先 | 日光二荒山神社中宮祠 |
照会先電話番号 | 0288-55-0017 |
ホームページURL | http://www.futarasan.jp/ |
二荒山神社では御神刀3口を始めとし170余口の刀剣を所蔵しており、鎌倉期から現代に至る凡そ700年間の作品で,大半が神社への奉納品である。国宝2口、重要文化財10口、県指定文化財10口。
優品は鎌倉~南北朝期の作が多く、他に無銘太刀や江戸期の作品にも優品をみる。
二荒山神社刀剣の特色は、南北朝期以降流行の大太刀20余口が伝来すること、我が国でも珍しい「遠近」作等の太刀が含まれること、所蔵刀の大半が刀身に奉納の刻銘を有することである。
中世地方豪族・日光山社僧・修験行者等の奉納、あるいは江戸期の遺品が七月七夕の登拝祭に集中すること等、我が国でも稀な事例である。
二荒山神社の刀剣 関連施設や情報

大太刀3口でいずれも重要文化財。南北朝期頃の作と鑑せられ無銘である。
号を祢々切丸・瀬登の太刀・柏太刀という。例大祭「弥生祭」には男体山中で捕獲した雄鹿の生皮に3口をのせて神前に献備する。……

国宝。身長54.4cm・元幅2.3cm・反り1.7cm,国宝指定太刀では最小の小太刀である。作者国俊は鎌倉期の山城来派を代表する刀工。
鎬造、庵棟、小鋒、腰反り深い、無地とも見える程の小板目鍛、刃文……

国宝。身長126cm・元幅4.4cm・反り5.8cm。南北朝期大太刀を代表する雄大な作である。作者倫光は備前長船兼光の一門とされ延文~貞治(1360年代)の頃の刀工。
鎬造、庵棟、大鋒、腰反り、小板……

二荒山大神として男体山の神を大己貴命、女峰山の神を田心姫命、太郎山の神を味耜高彦根命とし、本社には三神を、本宮神社に味耜高彦根命、滝尾神社に田心姫命を祀っている神社。
日光の社寺最奥の本社、中禅寺湖……
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- 柏太刀
- 刃長1.37m・反り4.6cm・身幅広くやや中反り、鎬造、庵棟、大鋒、柾交り板目鍛、刃文互の目、刀身に「日光山奉納新宮御……

- 大太刀 銘備州長船倫光貞治五年二月日
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