元服式(川俣の二十日祭り) (ゲンプクシキ)
詳細
住所 | 栃木県日光市川俣805 |
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照会先 | (一社)日光市観光協会 |
照会先電話番号 | 0288-22-1525 |
ホームページURL | http://www.nikko-kankou.org/ |
時間 | ■午前9時30分~ 山之神当渡し式 ■午前11時~ 元服式 ■午後12時30分~ 三番叟・恵比寿大黒舞 |
~室町時代から続く、歴史ある儀式~
国の重要無形民俗文化財に指定されている「元服式」は川俣地区出身の男子が数え年の20才になると行われる成人の儀式で、該当者がいる年に行われます。遠縁の中から親分と呼ばれる後見人を選び、親子の盃を交わし地元住民に公認され、晴れて成人になります。
この儀式は室町時代から続くとされ、血縁や地元住民との関係を密にし、結束を図ってきました。
今回の二十日祭りでも男子で数え年20才の該当者が2名おり、「元服式」が1月23日(土)、川俣集会所で行われる予定です。当日は、地区の住民が見守る中、紋付羽織袴で正装した新成人が、付け人や雄蝶(おちょう)・雌蝶(めちょう)と呼ばれる小学生を横に従え、親分夫婦と縁起物の料理をはさんで対座します。親分・子分固めの盃を交わして契りを結んだ後、五等分した生身の川魚を食べ、血肉を分けた深い関係になる「尾頭付きの儀」を行います。
この祭りでは、午前9時30分から山神様の「当渡し式(当番渡し)」が行われ、続いて11時から「元服式」、正午過ぎから栃木県指定無形民俗文化財の「三番叟(さんばそう)」と「恵比寿大黒舞」も地元若衆により披露されます。
「三番叟」は二十日芝居と呼ばれる、川俣地区の年頭の地芝居の開幕の舞です。「恵比寿大黒舞」は、山の幸・里の幸の豊饒と新成人の福徳円満を願う祝儀舞踊で、恵比寿・大黒の面をつけ、愛嬌たっぷりに舞われます。この二つの舞は成人を祝うにふさわしいおめでたい郷土芸能です。
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