大谷岩陰遺跡 (オオヤイワカゲイセキ)
詳細
住所 | 栃木県宇都宮市大谷町 |
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宇都宮市大谷町。天開山大谷寺境内にある縄文・弥生時代の遺跡。
1965(昭和40)年に発掘調査が行われ、縄文時代草創期~前期にかけての土器・石器類が多数出土した。
また洞穴の奥壁近くから側芽屈葬位の20歳前後の男性人骨が出土した他、成人女性3体・幼児1体・乳児1体の人骨も出土した。
このほかにもシカ・イノシシ・イヌ・タヌキ・ムササビなどの獣骨やハマグリ・イシガイ・カワニナなどの貝殻が出土している。
縄文などの文がつけられた土器も出土しており、また縄文時代以外の遺物も多く検出された。
これらの出土品は大谷寺収蔵庫に保管され、一般公開されている。