大捻繩引き (ダイモジヒキ)
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詳細
住所 |
〒 324-0404 栃木県大田原市佐良土 |
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湯津上村佐良土(現大田原市佐良土)で行われる盆綱引き。
農家から集められた稲藁を用いて直径50cm長さ50mを越える大繩が青年会の若者たちによってもじりあげられ(ないあげられ)当番宿の指定した道路上で、仲宿、古宿、田宿の3地区の人たちが対抗して縄を引き合う。
老若男女近隣からの人々も加わって繩に群がり世話人の合図で引き合いう。
引き勝てばその地区は豊作・無病息災・家内安全・村内繁栄が約束される信じられていて、綱は切れるまで引けといわれていた。この綱引の後で、綱の藁を地元の諏訪神社祭礼の奉納相撲の土俵に使う。
当時、大捻縄引きは旧湯津上村の無形民俗文化財であったが1993(平成5)年、に国指定無形民俗文化財となった。