石下古墳群 (イシオロシコフングン)
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住所 | 栃木県 |
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市貝町石下と益子町小宅にまたがって存在する古墳時代後期の群集墳。
八溝山地の南西麓の低い丘陵に立地する20基の円墳群で、7基が発掘調査されている。
このうち4基が凝灰岩の切石積みの両袖型横穴式石室、2基が凝灰岩の割石積みの胴張りの袖無型横穴式石室。
1基が墳丘裾部に粘土床を持った内部主体であり、つくりは多岐に渡る。
人物を象った埴輪・円筒埴輪・めのう製勾玉・ガラス製の臼玉・小玉・平根式や尖根式の鉄鍬・刀子・轡などの馬具が出土している。