足利公園古墳群 (アシカガコウエンコフングン)
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詳細
住所 |
〒 326-0816 栃木県足利市緑町 |
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足利市緑町。渡良瀬川左岸の両崖山から南に延びる丘陵の南裾にある古墳群。
第1号墳・第2号墳は1876(明治9)年に坪井正五郎によって発掘が行われた、後の日本における人類学発展の発端となる古墳群である。
両墳とも円墳で、袖無形横穴式石室を内部主体とする。
第1号墳からは直刀・刀子・鉄鍬・金銀環・玉類が、第3号墳からは直刀・刀子・鉄鍬・馬具・金銀環・玉類・釧などがそれぞれ出土している。
また足利公園麓古墳からは頭椎太刀・銅腕・衝角付冑・馬具などが出土している。
中でも鉄製亀甲文鞍金具は有名。
第1号墳は6世紀代、足利公園麓古墳は7世紀前半のものである。