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佐野市冨士町に所在する旧別格官幣社・別表神社。
例祭10月25日、春季大祭4月25日。主祭神は藤原秀郷。
1880（明治13）年、藤原秀郷公の子孫・佐野氏及び旧臣らが、秀郷公を称え公の御霊を祀る神社創立のため東明会を組織した。
その後の1883（明治16）年、神社の本殿および拝殿を創建し、1890（明治23）年には別格官幣社に列せられた。

築城以来千余年の歴史を持つ唐沢山は四神相応の地にふさわしく、関東平野を中心に秩父連山・富士山・南アルプス連峰・群馬連山・日光連山・筑波山が一眺のもとに見渡せる。
室町期頃とされる石垣は苔生しており、山城の形体を今に留めている。
全山が唐沢山県立自然公園に指定され，オリエンテーリング・ハイキングコース・教育キャンプ場・県立青年の家等があり、四季折々の中に参詣の人々に加え子供等の憩いの地として賑わっている。
社宝は甲冑金具　号避来矢（国指定重要文化財）。