千本城跡 （センボンジョウ）
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詳細
| 住所 | 栃木県芳賀郡茂木町 |
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茂木町にある自然の地形を利用した典型的な山城。須藤城・教ヶ岡城ともいい、県の指定史跡である。
那須資隆の十男須藤為隆が1190～1199（建久年間）年に築城。子孫累代居城したが、
1624～1644（寛永年間）年、城主義定は姓を千本と改めた。その後、千本明隆に至り、1870（明治3）年に領地を返上した。
城郭は麓から階段状に屋敷割りがしてあり、現在大手門の礎石が残存し、三の丸の畑地と二の丸との間には高さ2m位の土塁がある。
頂上の本丸入口左方に空堀、やや入った所に侍者の番所跡がある。本丸入口の堀の石垣は往時のもので、付近に姫屋敷跡がある。
二重・三重の堀と土塁をもった規模の大きな城郭である。近くにある長安寺は須藤氏の菩提寺である。
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