茶臼山古墳 (チャウスヤマコフン)
詳細
住所 |
〒 321-0234 栃木県下都賀郡壬生町羽生田 |
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下都賀郡壬生町羽生田。国指定史跡。黒川左岸の低丘陵上に造られた中期型の前方後円墳。
本墳は丘陵の南斜面に築造されたため、全体に北から南に傾斜している。墳丘は全長約68m・後円部径約34m・同高さ約5m、前方部幅約40m・同高さ約5.5mで、周囲に幅の広い基壇があり、その外側に幅約20mの周湟がまわる。周湟の外側には周堤帯がある。
八木弉三郎「下野国下都賀郡羽生田ノ古墳」(『東京人類学会雑誌』第116号)によれば、墳丘から家形埴輪・人物埴輪・円筒埴輪・土師器・須恵器が出土している。5世紀末~6世紀前半頃の古墳である。