小紋地葵紋付胴服 (コモンジアオイモンツキドウフク)
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詳細
住所 |
〒 321-1431 栃木県日光市山内2280 |
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照会先 | 日光東照宮宝物館 |
照会先電話番号 | 0288-54-2558 |
ホームページURL | http://www.toshogu.jp/shisetsu/houmotsu.html |
徳川家康の遺品。胴服は室町時代から小袖の上に重ねて着るようになった、今日の羽織の原形といえるもの。国の重要文化財。
この胴服は舶来品と目される大幅の平絹を、風格ある黄唐草小紋染めにし三葉葵紋を5つつけ、表裏共ぎれの無双仕立てとした綿入れで、質素倹約を生涯の目標とした家康の嗜好がうかがえる品である。
現存する小紋染遺品としてはもっとも古く、我国染織史上貴重な資料である。1615年(元和元)旗本の近藤用尹が、大坂の陣中で家康から拝領したものと伝えられている。
小紋地葵紋付胴服 関連施設や情報

東照宮の祭神、東照大権現・徳川家康の在世品をはじめ、朝廷よりの寄進品、歴代将軍及び諸大名の奉納品、並びに家康が積極的であった南蛮貿易による舶来品等、広範囲に亘る宝物類がいわゆる美術工芸品として伝世して……