相羽有 (アイバタモツ)
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詳細
住所 |
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1896~1979(明治29~昭和54年)。宇都宮市伝馬町の呉服屋の三男に生まれる。市商(現宇都宮商業高校)卒。
日本の民間航空界の草分け的存在。東京国際空港の開発者。日本発の自動車学校を運営した功績でも知られる。
横浜のフェアモンド・アカデミーに入学し英語を勉強。
21歳当時、東京国際空港の一画にあたる沿岸に日本飛行学校を建設する一方、飛行機製作所も合わせて建設した。
さらに所沢の陸軍飛行学校に入学、操縦技術の実態と理論を学び習得した。
後に相羽は日本飛行学校での操縦者の育成だけでなく、航空事業も開始し、東京国際輸送社を設立。
東京―下田ー清水港路線、水上飛行機による定期航空を開発し、旅客と郵便の輸送を行うと同時に、清水港を基点とした魚群探査旅行を試みる。
フェアタクシーと呼ばれた羽田遊覧飛行で観光のはしりをつくり、またスチュワーデスの元祖を築いた。
戦争中は今市・落合に疎開したが、後に中島飛行機宇都宮工場の顧問となった。