足半 (アシナカ)
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踵のない草履の一種。
台部が足の中ほどまでの短いもので、芯縄を利用して鼻緒が立てられているためつま先に力がかかっても鼻緒が切れないという長所がある。
しかしその独特の歩行形状から、長距離の走行には向かない。
むかしは栃木県全域で用いられた履物の代表で、おもに田畑への往復時に使用された。
現在では河川での釣り人が利用しているほか、その美脚・健康効果が見直されてきている。
なお、鹿沼市の農村部では村の常会に必ず足半をつけて集まったので、「あしなか参会」のなが残るところもある。