大金重貞 (オオガネシゲサダ)
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詳細
住所 |
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1629~1713(寛永6=正徳3)年。通称久左衛門。那須郡小口村(現那珂川町)の名主。
古くは佐竹氏の家臣であったが、佐竹氏の秋田への転封に際し小口村へ帰農土着したと伝えられる。
重貞は諸学に精通していたが、特に史書・仏典に詳しく1676(延宝4)年には『那須記』16巻、1686(貞享4)年には『田畑難題物語』を執筆し水戸藩主・徳川光圀に献上した。
那須国造碑の保存のため、光圀の命により堂碑の堂宇の建設に勤め、その功績により銀若干を賜った。
上記のほか『裸物語』3巻、『重貞童依調年記』5巻の著作を残している。