岡田順平 (オカダジュンペイ)
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住所 |
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1843~1915(天保14~大正4)年。歴史家。下都賀郡藤岡町(現栃木市)の医師・田熊秀交の子。
1875(明治8)年栃木県庁に入庁、庶務課記録係として栃木県内の中世古文書調査に当たり県史誌6冊を編修、1886(明治19)年帝国大学史料編所に提出した。
県社・太平山神社の神職となったり、県内の神社昇格に尽力したりした。
歴史学・考証学・考古学・古典学・神道などに通じ、著作の『渡南遺稿』では「歴史研究がともすれば古文書研究のみにとらわれている」と批判し、地理・民俗の研究の重要性を説いている。
墓は宇都宮市・台陽寺にある。