大久保常春 (オオクボツネハル)
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住所 |
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1675~1728(延宝3~享保13)年。大久保氏烏山藩の初代藩主。平八郎・市十郎と称し山城守の後佐渡守となる。25歳で父の跡を継ぎ、近江国内に一万石を領す。
1713(正徳3)年若年寄となり将軍吉宗の元で御鷹野御用係を命ぜられ、度々鷹狩りのお供をしたという。
1718(享保3)年5千石の加増を受け、さらに1725(享保10)年には5千石が加わり、合わせて2万石として烏山の城地を拝領することとなった。
烏山入封と共に領民に対し92か条にわたる郷中御条目を発布、在所の家老には30か条の藩政方針を指示した。
1727(享保12)年には翌年の将軍の日光社参の下見分の途次に烏山に立ち寄っており、1728(享保13)年の日光社参の直後には老中に昇進し、同時に相模国内に1万石を加えられたが、同年9月に54歳で没した。