大島延次郎 (オオシマノブジロウ)
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1894~1973(明治27~昭和48)年。日本史学者。
宇都宮大学・東海大学教授を歴任した文学博士・交通史研究の第一人者。河内郡豊岡村大字轟(現日光市)の生まれ。
栃木県師範学校卒業、日本大学高等師範部を経て1929(昭和4)年東北帝国大学法文学部入学。大学院在学期間を通じ古田良一博士の下で交通史の研究に専念。
1939(昭和14)年「日本交通史論叢」出版。1957(昭和32)年に下野大沢・宇加持家を始め全国2百余家の本陣資料による「本陣の研究」で学位を得る。
戦後宇都宮大学開学に尽力し、教授として後進の指導に当たる傍ら、下野史学会会長として「下野史学」を主宰。1951(昭和26)年栃木県文化功労章受章。
主著は上記のほか「日本交通史論叢・続編」「交通史概論」「日本の路」など。