尾形乾山 (オガタケンザン)
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住所 |
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1663~1743(寛文3~享保3)年。江戸時代中期の陶工・絵師。
京都の呉服商・雁金屋の三男として生まれ、尾形光琳を兄に持つ。
37歳の時に二条綱平から山荘を賜った際に窯を開き作陶を始めた。
1731(享保16)年、69歳の時輪王寺宮公寛法親王が江戸・上野の寛永寺に入寺された際に江戸に召され、江戸・入谷に移り作陶を続けた。
1737(元文2)年9月には須藤理右衛門・大川顕道・松村広林らに招かれ、下野国佐野で陶芸の指導を行った。
佐野にて制作した作品は後に「佐野乾山事件」として世間を賑わせた。