笠木良明 (カサギヨシアキ)
map
詳細
住所 |
---|
1892~1955(明治25~昭和30)年。政治活動家。足尾町松原(現日光市)の商家の次男。
東京帝国大学(現東京大学)法学部卒業後、1919(大正8)年満州鉄道東亜経済調査局に入る。
北一輝・大川周明を中心とした国家革新団体「猶存社」の創立に参加。
1924(大正13)年大川らと「行地社」を創立し、全国的に活動した。1926(大正15)年高村光次と共に「東興連盟」を結成。
1929(昭和4)年大連の満州鉄道本社に転勤となり、間もなく「大雄峰会」を創設して満州国建国のため関東軍に協力した。
満州国建国後は機関紙「大亜細亜」を発刊して満州救援に乗り出し、1944(昭和19)年まで朝鮮・中国を行脚した。
戦後の1946(昭和21)年7月、極東国際裁判に証人として出頭し、旧満州国皇帝・溥儀について陳述した。