鎌倉大草紙 (カマクラオオゾウシ)

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1379(康暦元)年から1479(文明11)年の鎌倉の盛衰を中心に関東地方の変遷を記した戦記物語で、別名『太平後記』ともいう。全3巻。著者不詳。
鎌倉公方の足利氏満や満兼の野望・上杉禅秀の乱から永享の乱後の結城合戦に至る動乱と、鎌倉公方持氏や関東管領上杉憲実の行動、古河公方と堀越公方をめぐる攻防、太田道灌の活躍等を主な内容としている。
本県関係の記事としては上杉憲実の足利学校再興が有名である。
文武に秀れた武士である憲実が1439(永享11)年頃、学領や書籍を寄進して学校を保護したというもので、足利学校が文献に現われた最初といわれる。
憲実寄進の書籍『尚書正義』等は現在足利学校にあり、国宝に指定されている。
他に1380(康暦2)年から小山義政父子が、南朝方と称して鎌倉府に反抗した経過も詳しい。
また宇都宮・小山氏等の下野の諸氏が、関東の動乱の中で一族が分裂し相争った例は各所に記されている。

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