日光街道山桜並木 (ニッコウカイドウヤマザクラナミキ)
詳細
住所 | 栃木県宇都宮市 |
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照会先 | 宇都宮観光コンベンション協会 |
照会先電話番号 | 028-632-2445 |
ホームページURL | http://www.utsunomiya-cvb.org/ |
日光街道(国道119号線)の世界的な杉並木の南に続くヤマザクラ並木は、今市市(現日光市)山口から宇都宮市上戸祭まで至る約16㎞の沿道に植えられており、その規模・美観ともに全国屈指の並木である。
ヤマザクラは日本の代表的な野生のサクラで、つややかな赤・黄・緑の若葉と同時に色彩に変化のある花が見られて実に美しい。
この並木は大沢・篠井・富屋・国本・城山の旧5ヶ村道路愛護協会が日光街道美化のために1951(昭和26)年に植えたものである。当時国や県の予算には並木造成に支出する余裕は全くなく、緑の羽根募金で購入した苗木の交付を受けて沿道住民の奉仕によって完成した。ヤマザクラ現在約1500本。町村合併で道路愛護協会は解散し、沿道住民によって日光街道美化協力会(会員950名)が組織され並木の維持に当たったが、現在は県がすべて管理している。戦後の衣食にも事欠く時代に住民の協力で並木を造成し保護手入れを続けた。今市市(現日光市)猪倉の神山守は道路愛護協会長として、寿命の長いヤマザクラを植えることを主張しその実現に努力し、同協会解散後も日光街道美化協会長として並木一筋に専念した。
日本さくら名所100選に選定されている。例年の見ごろは4月中旬~下旬。