宇都宮満綱 (ウツノミヤミチツナ)
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住所 |
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1376~1407(天授2・永和2~応永14)年。宇都宮11代基綱の子。正四位左少将・下野守・弥三郎。
1380(天授6)年に父基綱が雀宮茂原合戦で小山義政に敗れて以来父の菩提を弔い、1405(応永12)年に一向寺七世忍阿上人を開山として長楽寺を建立。
その本尊に銅製の阿弥陀如来像を鋳造させた。現在では一向寺の汗かき阿弥陀として知られる。
満綱は信仰深く、1381(弘和2・永徳元)年に宇都宮粉河寺の堂宇を再建。
1396(応永3)年には城西の松ヶ峰に桂林寺を開き、また尾羽山地蔵院を時宗に改宗させた。