植木義雄 (ウエキヨシオ)
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詳細
住所 |
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1878~1967(明治11~昭和42)年。岡山県上房郡出身。臨済宗の巨峰。
黒羽町(現大田原市)東山雲巌寺の第58代住職。
5歳にして仏門に入り、12歳の時に兵庫県明石郡魚住村の臨済宗西福寺住職・植木祖俊の養子となり、名を義雄と改め憲道と称する。
西福寺で本格的な禅修業、さらに大本山妙心寺に入り、44歳の時雲巌寺の住職となる。
山門・釈迦堂・三仏堂などの老朽化した建築物を修理し、専門道場としての法灯を輝かしめた。
1948(昭和23)年、境内に雲巌寺診療所を設け、医師を招き無医村解消の慈善事業を行い、
1953(昭和28)年には雲巌寺簡易高等学園を開園、県立宇都宮高等学校の教職員を招き子弟の教育に当たる。
地元の小・中・高校の林間学校の開設に、青年団の修養道場に広く県民一般人の坐禅堂として提供し、全人教育に貢献、自らも人道を説き導いた。