黒崎延次郎 (クロサキノブジロウ)

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住所

1879~1967(明治12~昭和42)年。技術将軍、砲兵中将。高根沢に生まれる。
栃木県尋常中学校(のちの宇中)を経陸士、陸大に進む。
陸大時代にドイツに兵器研究のために派遣された。
1899(明治32)年義和団事変に砲兵少尉として出征。日露戦争では
乃木将軍のもと旅順の攻撃に奮戦し、その後乃木将軍との会談の準備を指揮。
日露戦争後、東京帝国大学(現東京大学)工学部電気科に入学。
卒業後大阪砲兵工廠で国産自動車第一号を製作。奉天造兵所設置については
初代長官として活躍。中将の時初代陸軍科学研究所所長となり、これを最後に
退官。この間技術将軍として日本陸軍の近代科学化に努めた。
特に自動車、戦車、大砲の改良への功績は大きく、鉄の研究では本多光太郎博士と
共に双壁といわれた。戦後は熱海市に住み、熱海市長に推されたが、戦争責任を
理由に断わった。その後身内の住む烏山町(現那須烏山市)に移った。 

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