本社社殿 (ホンシャシャデン)
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詳細
住所 | 栃木県日光市 |
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照会先 | 日光二荒山神社 |
照会先電話番号 | 0288-54-0535 |
ホームページURL | http://www.futarasan.jp/ |
本殿は1619(元和5)年の造替時の唯一の遺構である。国の重要文化財。
桁行5間・梁間5間・正面3間向拝付で、入母屋造、銅瓦葺(当初はとち葺か檜皮葺)、千鳥破風、向拝軒唐風破風付としている。
内部は余間造とし、外部全面に弁柄漆極彩色・飾金具を施しているが、東照宮と比べて落着いた装飾である。
一間一戸の平唐門、棟門の掖門、格子組の透塀が本殿を囲繞している。
拝殿は桁行5間・梁間4間、入母屋造、銅瓦葺(当初はとち葺か檜皮葺)で、内部は身舎を格天井・入側を鏡天井としている。
彫刻・文様彩色が一切なく、ほぼ全面に弁柄漆を塗っている。単純ではあるが力強い建築である。
建立年代は明らかでないが正保(1644~1648)頃と考えられている。ほかに1799年(寛政11)建立の銅製明神鳥居がある。
本社社殿 関連施設や情報
二荒山神社は古くから男体山をご神体として崇敬されてきたもので、784(延暦3)年に中禅寺湖畔に神宮寺、山麓に社殿が建立された。
嘉祥年間(848~851)には山麓の社殿を恒例山の南に移して新宮と称し……