唐沢山城 （カラサワヤマジョウ）
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詳細
| 住所 | 栃木県佐野市 |
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佐野市の中心街より北へ約6㎞、県立自然公園である唐沢山に築かれた山城。
山頂には現在唐沢山神社があり、この地区が本丸だった。
本丸より西に二の丸・三の丸・井戸跡・物見櫓と続き、さらに東と南東に続く尾根沿いにも要所に郭や堀切りが認められる。
関東の城には珍しく、山城でありながら二の丸周辺には石垣が残っている。
本城は940（天慶3）年藤原秀郷が築城したと伝わる。その後、佐野氏が再興して代々の居城とする。
戦国末期に北条氏が上杉氏と本城を舞台に戦火を交え、特に1576（天正4）年上杉謙信が3万5千騎で攻めてきた際も防戦に努め、天下に堅城の名を高めたという。
1602（慶長7）年佐野氏が居城を佐野城（春日岡城）に移し廃城となった。
