羽黒古墳 (ハグロコフン)
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詳細
住所 | 栃木県足利市板倉町 |
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足利市板倉町にある金丸古墳群中の一円墳で市指定史跡。古墳群は松田川に臨む丘陵の南斜面に立地し、24基の円墳からなる。本古墳は丘陵の中腹に築造された後期古墳で、
墳丘の直径は13.5m、内部主体は割石積みの両袖型横穴式石室で南に開口する。石室は原形を保ち全長約6.8m・玄室の長さ約4m・奥壁幅約1.3m。玄室の平面形はやや胴張り状を呈し、
天井石は奥壁から玄門にむかって急激に低くなり、高さは奥壁で1.9m、玄室中央で2m、玄門の玄室側で1.3m、まぐさ石の下端で80cm、羨道部で1mである。
このような石室の特徴は大平町の片岡古墳と類似しており興味深い。
六之丞八幡宮近くに、羽黒古墳への入口に庚申群がある。