馬頭町 (バトウマチ)

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詳細

住所 〒 324-0692
栃木県那須郡那珂川町馬頭409
照会先 那珂川町
照会先電話番号 0287-92-1111
ホームページURL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp/

県の最東端、那須郡の南部に位置し、茨城県との県境を走る八溝山地と西部を流れる那珂川との間にあり、八溝山に水系を発する武茂川の流域に沿って集落が形成されている。
昭和29年、旧馬頭町と武茂、大内、大山田の1町3村が合併。2005年10月1日小川町と合併し那珂川町になる。
鎌倉時代の末、宇都宮景綱の三男泰宗によって武茂城が築城され、武茂氏として1万石を領した。その後常陸佐竹氏の領するところとなり、明治に至るまで水戸藩に属した。
元禄5年、武茂山地蔵院十輪寺を訪れた水戸藩主徳川光圀は、堂宇を修理し、同寺に祀られている馬頭観世音にちなみ、寺名を馬頭院と改称、この時地名も馬頭とした。
林野率が64%を占め耕地面積は15.3%で、林業および農業を中心に発展してきた。農業では山間地の地質を利用し、葉たばこ、こんにゃくの栽培が盛んで、
特に葉たばこは県内の発祥の地として350年の耕作歴をもち、林業とともに町の経済をささえてきた。那珂川、武茂川と八溝、鷲子の山系に囲まれた豊かな自然環境と、
国指定文化財で横穴式古墳唐の御所、古刹馬頭院、老杉の繁る鷲子山神社などの史跡がある。小砂焼は花瓶、茶器、額皿など素朴な民芸品を産している。
国道293号線・国道294号線・国道461号線の3路線が走っていて、宇都宮市から47㎞と遠隔地である。
畜産、養蚕の振興にとりくみ、最近では、温泉を利用して、とらふぐの養殖が行われている。
2005年10月1日、馬頭町・小川町が合併して、那珂川町となる。

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