栃木：観光情報満載の観光Fan（観光ファン）

芳賀郡の町。宇都宮市の東方20㎞に位置し、広大な関東平野の一隅を占めている。昭和29年3月、祖母井町と水橋村、南高根沢村の1町2村が合併。
西部に宝積寺台地、東部に稲毛田・祖母井台地が南へそれぞれ走り、そこには平地林をはじめ梨を中心とする果樹園や野菜を耕作する畑地が開けている。
そして、その中央部には、五行・野元の両河川が貫流し、いずれも水が豊富であることから、多くの水田が広がり、
栃木県の銘柄米“コシヒカリ”を中心とする良質な米を産する代表的な米どころとしての地位を占めている。
こうした町の主産業である農業も、昭和33年以来、農業の近代化をめざして、ほ場整備事業を全町にわたって実施し、大型機械の導入や近代化施設も設置され、首都圏域という好条件を生かしながら、京浜地区への食料供給基地として大きな役割を担っている。また国、県の鬼怒左岸台地開発計画をうけ、工業を振興するための策として、西部台地に芳賀工業団地248.4haと芳賀・高根沢工業団地226.4ha（うち芳賀町117.3ha）と、多種多様な企業や研究所などが立ち並び、栃木県の中核的な工業団地としての役割を担っている。
観光・レクリェーション施設でも「道の駅はが」を初め多くの施設・機関等が出来て活気あふれる町になっている。また、昔から行われている祖母井神社の祇園祭、延生の地蔵尊、稲毛田の犬切不動尊などの祭りは近在の人出でにぎわうほか、高根沢町にかけて宮内庁御料牧場があり、その緑地は多くの人の憩いの場としての役目を果している。