御前原城 (ゴゼンパラジョウ)
詳細
住所 |
〒 329-2135 栃木県矢板市中 |
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矢板市中にある本城は、別名中村城ともいう。平安時代末期の典型的な平城で、県指定史跡である。
築城年代・築城者とも不詳であるが、1177~1183(治承・寿永年間)年に塩谷荘司堀江左衛門尉頼純が築城したと伝えられる。本城は川崎城(塩谷城)の支城であるので、1590(天正18)年に塩谷氏が豊臣秀吉によって改易されたころ、廃城となったのであろう。現在は本丸と土塁の一部を残すのみとなっている。城の規模は東西約400m・南北700mにわたり、これの中心に位置するのがこの遺跡本丸跡である。本丸跡は、東西33m・南北27m・高さ約2.5mの土塁をほぼ正方形にめぐらし、土塁の外側には幅16m・深さ約5mの堀がめぐっている。
四角いお堀に沿って、2重に桜が植えられており毎年4月には約180本の桜が咲き見事な景色が楽しめる。
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