赤沼 (アカヌマ)
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詳細
住所 | 栃木県日光市 |
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戦場ヶ原は男体山の竜頭溶岩で堰き止められた浅い湖であったが、周辺山地からの土砂の堆積及び男体火山の活動末期に山体北面より大量の火山灰、軽石流の噴出があって浅湖は高層湿原化した。
湿原はもと赤沼ヶ原と言われ、その名残が赤沼である。伝説によれば、男体山の神と赤城山の神が戦ったのがここで、そのとき流れた血がたまったので赤沼となったという。
戦場ヶ原は中禅寺湖面より約130m高く、現在の赤沼茶屋周辺は乾地化し、シラカバ・ミズナラ・ニッコウゲサ・カラマツの落葉樹林帯となっている。