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日光二荒山神社夏の祭典。男体山頂奥宮と麓の中宮祠において毎年7月31日より8月8日まで行われる。
古く「男体禅定」「七夕禅定」と呼び密教系修験の山岳修行と異なり、一般民衆の参加できる登拝行として近世に急速な発展をみる。
祭典は初日に中宮祠より御神像三体が奥宮に還られる儀式で始まる。期間中は関東各地の登拝講社の先達・講員。或は一般の人々等午前零時に中宮祠登拝口より登り、奥宮参拝、御来光を拝し諸願成就を祈る。
尚期間中、中宮祠本殿内に参拝できる御内陣祈祷祭と呼ぶ特殊神事がある。7月31日古来の登拝を再現する行人行列、8月2日には湖上祭がある、古く船禅定と呼び、中禅寺湖に和舟を浮かべ奥宮を遙拝する祭典である。
8月4日湖畔にて扇の的弓道大会が恒例行事で開催される。8月8日御神像が奥宮より中宮祠に還されて大祭は終了する。
花火大会、深山踊り等の氏子奉納行事と賑う。