滝尾神社社殿と楼門 (タキノオジンジャトロウモン)
map
詳細
住所 | 栃木県日光市山内 |
---|---|
照会先 | 日光二荒山神社 |
照会先電話番号 | 0288-54-0535 |
ホームページURL | http://www.futarasan.jp/ |
本殿は1713(正徳3)年の造替によるもので、1941年(昭和16)の倒木のため全潰したが、旧主要材を再用して復旧した。
三間社流造、銅瓦葺で向拝廻に極彩色しているほかはほぼ全面に弁柄漆を塗っている。周囲は一間一戸の平唐門と束石立ての石玉垣を廻している。建立年代はいづれも1740(元文4)年と考えられている。
拝殿は妻飾ほか一部旧材を再用して1713(正徳3)年に造替したもので、桁行3間・梁間3間、入母屋造、銅瓦葺で、内部は四天柱内を一段上げて小組格天井とし、ほかは竿縁天井である。ほぼ全面に弁柄漆を塗っている。
楼門は1796(元禄10)年に再建されたもので、1871(明治4)年の神仏分離以前まで空海の筆と伝えられる「女體中宮」の額が掲げられ、仁王像が安置されていたが今はない。三間一戸、入母屋造、銅瓦葺で、上・下層とも三手先、二軒本繁垂木としている。ほぼ全面に弁柄漆を塗っている。
楼門から禁足地まで野面石の参道を敷き、途中にもと無念橋と呼ばれていた1677(延宝5)年新造の石造反橋がある。禁足地には1740(元文5)年造立の束石立て石柵を廻している。
滝尾神社社殿と楼門 関連施設や情報
二荒山神社は古くから男体山をご神体として崇敬されてきたもので、784(延暦3)年に中禅寺湖畔に神宮寺、山麓に社殿が建立された。
嘉祥年間(848~851)には山麓の社殿を恒例山の南に移して新宮と称し……