長沼八幡宮 (ナガヌマハチマングウ)
詳細
住所 |
〒 321-4539 栃木県真岡市長沼1059-1 |
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照会先 | 長沼八幡宮 |
照会先電話番号 | 0285-74-1787 |
芳賀郡二宮町長沼(現真岡市)。
長沼八幡宮の創建は795(延暦14)年坂上田村麻呂が東夷東征の帰途、社殿を建立し誉田別尊を勧請したのが始まりと伝えられている。
祭神は誉田別命・天児屋根命・別雷命の三柱を祀っている。
4月15日(平日の時は前の日の日曜)の例祭には1849年(嘉永2)太々神楽が奉奏されてより、永代神楽として連綿と伝承され、現在も盛大に行われ社頭を賑している。往古は加茂、春日の両神を勧請し長沼村ならびに隣村の崇敬厚く、総鎮守として仰がれた。1060(康平3)年火災に罹り、1063(康平6)年に源頼義が石清水八幡宮を勧請し、1082(永保2)年源義家が社殿を修営したと伝える。その後1190(建久元)年小山政光の三男長沼宗政この地に城を築くにおよび社殿を再興し、長沼氏の氏神として崇敬し、社領500石を寄進し、多くの社家、社僧を置いた。長沼氏が亡んてから、江戸初期下館城主水谷勝隆に社領を没収され一時衰退するが後、徳川幕府より10石を賜わり1697(元禄10)年神殿を再興、更に本地堂、二荒神社、熊野神社、随門、青銅鳥居、山王鳥居等建設し、寛政年間更に修繕した。現社殿等がこれである。青銅鳥居は1970(昭和45)年9月県文化財に指定される。