古峰神社 (フルミネジンジャ)
詳細
住所 |
〒 322-0101 栃木県鹿沼市草久3027 |
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照会先 | 古峰神社 |
照会先電話番号 | 0289-74-2111 |
ホームページURL | http://www.furumine-jinjya.jp/ |
駐車場 | あり |
鹿沼市草久古峰ヶ原。祭神日本武尊。往古の由緒を明らかにしないが、祭神日本武尊の臣下であった藤原隼人がこの地に移り住み、尊の神霊を奉斎したに始まると伝えている。
この隼人の子孫が後に石原氏を名のり代々隼人を通称とした。当社はもと石原家の邸内社であったが、庶民の崇敬篤く明治12年政府公認の神社となった。
通称古峰神社奥院と呼ばれる深山巴ノ宿(県指定史跡)は、勝道上人の日光開山に先立つ修行地と伝えられ、後世日光修験入峰の宿としても重要な位置にあり、石原家は日光山とも特殊な関係を有した。江戸時代には、天狗使いの前鬼石原隼人・後鬼石原主水(石原家の分家)の名で知られ、俗に古峰ヶ原隼人坊・日光隼人坊等と呼ばれ、鞍馬山・愛宕山・秋葉山等と同様天狗の信仰をもって関東東北一円に著名であった。参籠所内には数百の奉納額と共に2m近い巨大なものを始め大小多数の天狗面があり、古いものでは江戸初期頃に奉納されたものもあり、古峰ヶ原天狗(日光天狗とも言う)信仰を物語っている。明治の神仏分離以後、往古よりの古峰信仰を基盤に、本来の祭神日本武尊の伝承に基づく防火・海上安全等の御利益に依り、関東東北を中心に遠く北海道、甲信越地方にまで及ぶ膨大な信仰圏を持ち、多くの講社に支えられて、崇敬者は200万を数えている。
境内には古峰園という回遊型の日本庭園(有料)があり、純和風的な美しい光景を楽しめる。
駐車場は広く整備されており周辺には軽食、御土産店等がある。