チチタケ (チチタケ)
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ベニタケ科チチタケ属の食菌で、栃木県ではよくチタケと呼ばれている。県内全域に多量に発生するなじみ深いキノコで、夏のキノコの代表として知られている。コナラを主体とした雑木またはアカマツと雑木の混成林内の地上に群生または散生する。
7月中旬~10月上旬にかけて長期間にわたり発生するが、発生盛期は梅雨明けの7月下旬~8月上旬頃である。
かさの直径は約3~10cm。帯黄赤かっ色をしたキノコで子実体を傷つけると白色の乳液を分泌する。
味は弾力に乏しいが、だし汁にコクがでるのが特徴で、脂肪質の料理によく合う。チチタケ属のキノコは肉が堅く、もろいため茎は縦にさけない。