八溝山地 (ヤミゾサンチ)

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栃木県と茨城県の県境を南北に走る低山性の山地をいう。北の八溝山(1022m)から南の筑波山(876m)に至る全長約100㎞の山地で,おもに中生代の堆積岩である砂岩,頁岩,礫岩,チャート等から成る。放散虫,コノドント,菊石・植物化石を産する。地層は西に20°~25°傾斜し,北から,八溝山塊(600~700m),鷲子山塊(600~700m),鶏足山塊(300~500m),筑波山塊に4分できる。山塊の境には那珂川の横谷をはじめ,境明神峠(213m),鷲子峠(287m)等がある。山地は一般に侵食が進み丸味を持ち,内部には樹枝状に谷が発達し,谷問には段丘や川べりの低地がみられる。八溝山地の最高峰は高度1022mの八溝山で,栃木県境から1㎞東よりの福島県,茨城県の県境にある。山頂には神社があり,古くから山麓の村人の信仰の対象になっている。黒羽町南方・川上の二つの部落には,梵天祭の風習があり,モチ梵天,イモガラ梵天が山頂に奉納される。現在では林道が整備され,黒羽町から山頂を経由して茨城県に行くことができる。公園としての整備も進み,バンガロー,マイクロウエーブの無線中継所がある。北から八溝,那珂川,益子の各県立自然公園がある。那珂川が八溝山地を横断する烏山町から茂木町にかけては先行性河川をなし,那珂川が深い谷を作って山脈を横断する。特に,茂木町生井から茨城県御前山に至る那珂川沿いの地域は,谷が深く,河川の両側には,河岸段丘が発達する。大畑・大瀬・牧野・河井などの集落はいずれも河岸段丘上に成立したもので砂質土壤のため畑作が主である。山溝山地は,かつては葉たばこの産地として知られていたが工場の進出に伴い兼業化が進み,葉たばこよりも栽培労働力が少なくてすむこんにゃく栽培が普及してきている。しかし,全体的には過疎地域であり,産業振興等,総合的な八溝開発事業が進められており,その成果が期待されている。

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2021年5月18日
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