明神峠 (ミョウジントウゲ)
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詳細
住所 | 栃木県大田原市須佐木 |
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黒羽町(現:大田原市)にあり、武茂川沿いに発達した集落須佐木と押川沿いに発達した集落須賀川とを結ぶ峠。標高約370m。近世、峠の東の須賀川村は黒羽藩領内で最高石高を示していた。
「金沢道」ともよばれ、1864年(元治元)尊王懐夷派の一隊(天狗党)が通過している。現在、峠の麓では茶・こんにゃく・葉たばこ栽培が卓越し、峠付近には杉を中心とした美林が見られ林業がさかんである。桜の名所としても知られ、西へ4㎞で唐松峠、北方には雲巌寺がある。
2005年(平成17年10月1日)湯津上村、黒羽町を編入合併し、新しい大田原市となる。
大田原市道/旧栃木県道13号大子黒羽線、栃木県大田原市須賀川-大田原市須佐木(すさぎ)の間
現在の県道は明神トンネルが開通している。