大太刀 銘備州長船倫光貞治五年二月日 (オオタチ メイ ビシュウオサフネトモミツジョウジゴネンニガツヒ)
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詳細
住所 |
〒 321-1661 栃木県日光市中宮祠2484 |
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照会先 | 日光二荒山神社中宮祠 |
照会先電話番号 | 0288-55-0017 |
ホームページURL | http://www.futarasan.jp/ |
国宝。身長126cm・元幅4.4cm・反り5.8cm。南北朝期大太刀を代表する雄大な作である。作者倫光は備前長船兼光の一門とされ延文~貞治(1360年代)の頃の刀工。
鎬造、庵棟、大鋒、腰反り、小板目鍛、刃文互の目丁子乱れ、生ぶ茎に小振りの銘を切る。彫物は棒樋と表に倶利伽羅、裏が梵字二字、地刃彫物等少しの崩れも無く健全無比な作風は作者倫光の伎倆も然る事ながら,我国刀剣中の白眉とされる。付属の拵は柄を錦着平巻とした野太刀拵で,鞘を朱塗としているが元来は黒漆をかけた実戦刀用の造りであった。
大太刀 銘備州長船倫光貞治五年二月日 関連施設や情報
二荒山神社では御神刀3口を始めとし170余口の刀剣を所蔵しており、鎌倉期から現代に至る凡そ700年間の作品で,大半が神社への奉納品である。国宝2口、重要文化財10口、県指定文化財10口。
優品は鎌倉……