トチノキ (トチノキ)

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住所 栃木県

トチノキ科の落葉高木。橡や栃の字は俗用で、中国では日本七葉樹という。
栃木の名の由来は山にトチノキが多かったからともいわれている。
本県の県木に制定されている。札幌・小樽以南の日本に分布。群馬県の片品川沿いには大木が多く、
尾瀬ケ原の竜宮小屋には輪切にしたトチノキの露天風呂もあった。本県で最大のトチノキは、
おそらく塩原町指定の天然記念物である中塩原の八幡神社境内にあるもので、樹高22m、目通り周囲4.65mもある。
日本では古くからこの実を食用にし、材は軟かいので加工しやすく、彫刻材のほか、
くりぬいた容器や家具・器具などにも使われた。初夏、白い長大な花序をつける。
パリの街路樹として有名なマロニエ(セイヨウトチノキ)は花に少し赤味があり、果実の外側には棘がある。
パリのシャンゼリゼ通りにはまた赤い花のベニバナトチノキがあるが、
これはマロニエと花が鮮紅色のアカバナアメリカトチノキとの間の雑種で、葉の縁の鋸歯(ぎざぎざ)はあらく、果皮には棘がある。県庁内にもこの木が植えてある。七葉樹といわれるシナトチノキは小葉に柄がある。
栗山村の白滝沢(現日光市白滝沢)にはトチノキの大木の群落地帯がある。
県庁前その他にトチノキの並木がある。

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