結城紬 (ユウキツムギ)
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県南端の小山市桑絹から南河内南部一帯の農家の人々により生産されている織物である。マユから真綿,糸つむぎ,染め,織りと一貫した手仕事でたんねんに作り上げられるため親子三代長持ちするといわれるように丈夫なものである。この結城紬は農家の主婦が農業の合い間にイザリバタ(ジバタ)と呼ばれる織機で織るもので,一反織るのに70人の手間がかかるといわれ,1年間に1戸で6~7反程度の生産である。結城紬の技術は国の無形文化財になっている。