穴沢用水 (アナザワヨウスイ)

map
各写真をクリックすると拡大して表示します。

詳細

住所 栃木県さくら市

1765(明和2)年天領那須郡百村穴沢(現さくら市)の農民が飲料水を求めて木野股川に水口を作り、水路を開削したことに始まる。
当時の黒磯・那須地域は降雨時以外は川が地下を流れていたため、水の便が悪く、水路をひく必要があった。
1771(明和8)年に天領・大田原領にまたがる上郷谷・中の内・無栗屋・波立・塩野崎・鹿野崎・唐杉・宮鏡・北弥六・前弥六・細竹・岩崎村の
12村の工事費負担による水路の大改修が行われた。
1773(安永2)年の暴風雨によって水路は破壊されたが、延べ1万7千人の人数を動員して修理が行われ、1784(天明4)年にも3千両の工事費を掛けて12,398間の拡張工事が進められた。
この水路の取入口で行われる水神祭の様子を描いた『穴沢用水水神祭絵図』は那須塩原市の指定有形文化財となっている。

他の「栃木の歴史」の情報

 
阿久津村事件
1932(昭和7)年に塩谷郡阿久津村(現高根沢町)で起こった小作料減免をめぐる争議。小作争議史上有数の刑事事件となった。……
 
阿曽沼氏
藤姓足利氏有綱の四男四郎広綱を祖とする佐野氏族。下野国安蘇郡阿曽沼(現佐野市浅沼町)を領した。 広綱は本家の藤姓足利氏……
 
駅弁
1885(明治18)年7月16日、日本鉄道宇都宮駅が開業したが、その日に宇都宮駅で日本初の駅弁が売り出された。 日本初……

この近くのスポット

近隣情報が取得できません
2024年3月29日
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
イベント情報
新着情報