笠間時朝 (カサマトキトモ)

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住所

1204~1265(元久元~文永2)年。鎌倉時代の武将・歌人。塩谷朝業の長男。
宇都宮頼綱の養子となり常陸国笠間に入って笠間氏を名乗り、佐白山に笠間城を築いて居城とした。
鎌倉御家人として左衛門尉・検非違使・従五位上長門守を歴任。
武勇に優れていたが歌人としても名高く、鎌倉・宇都宮の歌人と広く交際し、「宇都宮新和歌集」に51首を残したほか、「前長門守時朝入京田舎打聞集」1巻がある。
また仏道への帰依も深く、京都蓮華王院(三十三間堂)に千手観音を2体寄進しているほか、笠間領内の七会村弥勒堂に弥勒菩薩立像、楞厳寺に千手観音立像、岩谷寺に薬師如来立像をそれぞれ寄進している。
1255(建長7)年には鹿島神宮に唐本一切経を奉納し、日光輪王寺の旧三仏堂の本尊の内、千手観音立像を寄進した。

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