那須弓雄 （ナスユミオ）
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詳細
| 住所 |
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1892～1942（明治25～昭和17）年。
ジャワ島攻略戦の勇将。黒羽町(現大田原市)出身。河内・上都賀・下都賀などの郡長を歴任した那須均の養子で、仙台陸軍幼年学校・陸軍士官学校・陸大卒。1913（大正2）年5月、陸軍士官学校卒業後、同年12月、歩兵少尉に任官し歩兵第59連隊付となる。その後、歩兵第3旅団長を経て仙台の第2旅団長に進む。太平洋戦争勃発とともに第2旅団を率いジャワ島攻略戦に参加。僅か1週間で西部ジャワ島を制圧。夜襲旅団の異名をとり勇名をはせる。1942（昭和17）年8月ガダルカナル島のルンガ飛行場攻略を命ぜられ、10月24日ルンガ左岸の敵陣に攻撃を敢行し、陣頭指揮中迫撃砲弾を右足に受けて負傷した。その直後、指揮下の古宮連隊が敵陣に孤立したとの報告で、本隊をもって救援におもむき、10月26日未明、全軍を以て敵陣に総攻撃をかけ陣頭指揮中戦死した。死後、陸軍中将に特進した。太平洋戦争始まって以来、陸軍における最初の将官の戦死である。軍人には珍しく文学を愛し、油絵も描いた。
