宇都宮景綱 (ウツノミヤカゲツナ)
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詳細
住所 |
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1234~1298(文暦元~永仁6)年。宇都宮城7代城主。泰綱の二男。
下野守・従五位上兼尾張守四郎左衛門尉・宇都宮検校・幕府評定衆・引付衆に列した。
1262(弘長2)年宇都宮城下の東、田川岸に東勝寺を開基。1265(文永2)年日蓮上人が宇都宮へ遊化の折、説話に触れて帰依した。
1274(文永11)年妙正寺を建立。さらに1276(健治2)年城内に一向寺を建立。
仏教の信仰篤く、剃髪して「蓮瑜」と称し、「東勝寺」と号した。
1283(弘安6)年これまでの慣習その他を調整し宇都宮式条70か条を制定、一族団結と郎党の統制を図った。
正応年間(1288~1292年)城下に長楽寺を建立。1298(永仁6)年に64歳で死去。法名高山蓮瑜。
歌人としても優れた素養があり『新千載集』恋四に詠歌が載っている。