関本平八 （セキモトヘイハチ）
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詳細
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1889～1969（明治22～昭和44）年、栃木県の植物をくまなく調べ、
1941（昭和16）年『栃木県植物総覧」および1951（昭和26）年『続・栃木県植物総覧』を出版した。
芳賀郡水橋村（現在の芳賀町）生れ、県立真岡中学校、栃木県師範学校卒業。
河内郡本郷尋常高等小学校訓導を経て1918（大正7）年5月県立宇都宮高等女学校教諭となり、
石橋中学校・県師範学校教諭に転じ、1946（昭和21）年3月退職後は私立下野中学校に勤務した。この間、
ほとんど独学で中等教員理科・植物科・動物科・生理衛生科の検定に合格し、全県下をあまねく歩き、
1927（昭和2）年のクリヤマハハコの発見、その他きわめて多数の特産種および県内初発見の植物を記録し、
1930（昭和5）年5月31日には「下野植物同好会」を創立し、会長に就任した。
牧野富太郎や本田正次を講師に招いての野外講習採集会を行い、県下の植物研究につくした功績を認められ、
1949（昭和24）年初めての県文化功労賞を受けた。1969（昭和44）年1月18日79歳死去。
