野木町 (ノギマチ)

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詳細

住所

下都賀郡。本県の最南端に位置し、茨城・埼玉・群馬の各県と境を接し、東西9.4㎞南北6.8㎞とやや不等な斜方形をした地域で、町全体はおおむね平坦で関東ローム層からなる台地状にある。野木町の由来は「努宜」という地名が訛ったものと伝えられている。1889(明治22)年町村制施行により、野木宿・友沼・野渡・南赤塚・丸林・中谷・潤島・佐川野・川田・若林の1宿9か村が合併して「野木村」となり、1963(昭和38)年に町制が施行され「野木町」となる。利根川に近く土地が肥えていた野木町では、大昔から農業が栄え、繩文時代前期の野渡貝塚、古墳時代の御林・杏林遺跡からうかがわれる。江戸時代には各地との交通が盛んになり、日光・奥州街道に沿った友沼村・野木宿は、街道の宿場町としてにぎわう。1961(昭和36)年に全町にわたって都市計画法の適用を受け、翌年ごろから進出した各種の企業が操業を始め、農村地帯から田園工業都市へ指向しはじめる。農業・工業を主とし、農業にも高能率の大型機械が導入され、生産性も飛躍的に高まっている。工業は「公害のない業種」の企業が誘致され、工業団地で生産を進めている。これら企業の活動が町発展の大きな原動力となっている。1963(昭和38)年東北本線に「野木駅」が誕生した。野木町は首都東京60キロ圏域にあり、県の南玄関口とよばれ、首都東京へ70分、工業都市小山へわずか10分、県都宇都宮へ40分の至近距離という地理的条件により急激に発展し、ベッドタウン化が進んでいる。1987(昭和62)年町人口が2万人を超える。毎年12月3日に行われる野木神社の奇祭「ちょうちんもみ祭り」は県内でも有名。また、国指定文化財のシモレン赤煉瓦焼成用輪窯は、「洋風建築」で明治時代に建てられた産業遺跡としては全国でも珍しい。市街化区域、工業団地の造成、都市計画や農業構造改善事業などをこれまで実施し、「水と緑と人の和でうるおいのあるまち」を目指している。

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